チューニングを安定させるナット潤滑剤

マンドリンは複弦であるがめに片方の弦がほんの少し狂っただけでもう気になって仕方がない。
弦のテンションの兼ね合いなのかどうかはわからないけど、特にA線が狂いやすい。弾いている間にチューニングが狂ってしまうほとんどの原因はナットにある。ナットの溝を弦が通る訳だが、ここの滑りが悪くなるとチューニングした際にナットを挟んでペグヘッド側とネック側の弦の張力が変わってしまい、弾いている間の振動で両側の力が同じになろうとしてチューニングが狂ってしまう。解決するにはナットの滑りを良くしてやる必要があるのだが、多くの場合鉛筆の粉をナットの溝に入れて滑りを良くしたり、ロウを入れてやる場合もある。


市販でこれ専用の物が何年か前から販売されていたが、どうなんだろう?って疑問
だけがあってこれまで見送っていた。

Twitterで話題を提供したのをきっかけに今回注文してみた。

しばらく使ってみてよければまた報告します。


以下はメーカの説明です。

ナットソースは世界初のGuitar/Bass用合成潤滑剤です。ナットはもちろん、サドルやストリングガイド等の金属部にも使用でき、弦の寿命を延ばすとともにチューニングを驚くほど安定させることが出来ます。
粘性のある素材(主原料:グラファイト&テフロン)を使用しているため、高いチューニング安定性を長時間キープすることが可能です


・ラバーキャップをはずし、容器を押し出しながらナットの溝にNut Sauceを少量添付してください。
・塗りすぎにご注意ください。かえってサスティーンに影響を及ぼしてしまいますので、塗りすぎた場合は付属のマイクロブラシを使って拭き取ってください。
・同様にサドル部分、ストリングガイド等にも添付しNut Sauceをよく馴染ませてチューニングを行ってください。
・弦交換、3回に1回程の塗布でも十分に効果を発揮します